リップル(Ripple)の特徴・仕組み・将来性とは!

リップル(Ripple)の特徴・仕組み・将来性

リップル(ripple)の仮想通貨
 
リップルは将来的価値は非常にあり、注目されている通貨。

その理由とは現在、直接的な関係はありませんが、将来的には大きく影響しそうな仮想通貨があります。

それがリップル(Ripple)です。

 

今回は、そんな金融業界も揺るがすリップル(Ripple)について紹介します。

リップル(Ripple)とは」なんなのか、リップルを取引する場合の「リップル(Ripple)とXRP」について、そして金融業界を揺るがす仕組みと言われている「リップル(Ripple)の大本命「ILP(インターレジャープロトコル)」について紹介します。

※かなり噛み砕いた説明ですので、細かい部分に語弊が生じる場合がありますが、あくまでもイメージととらえてください。

リップル(Ripple)とは

ripple(リップルとは)

リップル(Ripple)は2004年から開発開始した「決済と送金」の仕組み(システム)です。

目的としては、銀行に任せっきりだった国際送金を、インターネットを通じてやってしまおうという、ある意味”革命”ともいえる仕組み(システム)を目指しています。

と言うのも、

現在は、例えば日本から海外に送金をしようとすると、まず日本の銀行に送金を依頼します。そうすると、目的の国にお金がたどり着くまでには、色々な銀行を経由して送金するため、とても時間がかかります。また、手数料も多くかかってしまいます。

いくら時間がかかっても、手数料がかかっても、手段がそれしかなければ、みんな銀行を使うしかありませんよね。

送金手段がそれしかないため、銀行は国際送金の王様なのです。

そんな現状を変えてしまうのが、リップルネットワークです。

簡単に言ってしまうと、現在の国際送金は、送金先の目的地まで、いくつかの銀行を通してようやく送金が完了します。

しかし、リップルネットワークを通せば、経由するのはリップルネットワークだけです。

  • お金を送金したい人 → リップルネットワーク → お金を受け取る人

このメリットは計り知れず、インターネットを通した送金なのでスピードが速いのです。そして、銀行を無駄に経由しないので手数料がそうとう安く済みます。

このような目的で開発されている仕組み(システム)がリップル(Ripple)なのです。

リップル(Ripple)とXRP

リップル(ripple)とXRP

仮想通貨の取引で、リップル(Ripple)はXRPという単位で仮想通貨が存在します。

XRPリップルネットワーク上を走る事の出来る仮想通貨です。

例えるなら、日本円を国際送金してUSドルとしてアメリカまで送金をする時、日本円をXRPという仮想通貨に一旦換えて、XRPリップルネットワークを走ってもらい、アメリカに到着したらUSドルに換える、というイメージです。

 

リップルネットワークはもちろん、インターネットで繋がっています。

いくらセキュリティの高いリップルネットワークでも、インターネット上は悪者がたくさんいますよね。

不正をたくらむハッカー(クラッカー)もたくさん存在します。

そこでXRPという、警備員に運んでもらうというったイメージです。

※厳密には、保護するための様々な仕組みをもっていますが、あくまでもイメージです。

ですので、リップルネットワークを使うにはXRPがいた方が、よりリスク軽減に繋がるのです。

リップル(Ripple)の大本命「ILP(インターレジャープロトコル)」


2015年に、リップル社からリップルネットワークの大本命である仕組み(システム)が発表されました。

それが「ILP(インターレジャープロトコル)」です。

専門用語が出てきてしまいましたが、ここでは”仕組みの名前”だと思ってください。

この「ILP」と言う仕組みは、リップルネットワークが現在の金融機関を脅かすほどのインパクトがあります。

上に出てきた現状のリップルネットワークは、銀行をまたいだ国際送金のわずらわしさが簡単になり、送金スピードも手数料も安くなるという事でしたね。

しかし「ILP」という仕組みは、国際送金だけでなく、現在あるあらゆる”お金”が繋がってしまうのです。

現在、お金を扱う際にはいくつかの方法があります。

などなど。

これらの”お金”は、それぞれで管理する必要がありますよね。

簡単に説明するため、日常的な”お金”の使い方をイメージしてください。

Suicaなどの電子マネーにチャージすれば、Suicaカードを使わなければチャージしたお金は使えません。

銀行に預けているお金は、ATMから引き出して、現金として買い物をします。

クレジットカードは、クレジットカードで支払って、あとから使った金額が引き落とされます。

 

ここで、例として、Suicaにはお金をチャージして3,000円あるのに、銀行には200円しか無いという事態が起こったとします。

しかも、明日、銀行から3,000円の引き落としがある状況です。

この場合、Suicaに入っているお金を銀行に移動することはできません。クレジットカードから直接銀行に入金することが出来ませんよね。

そんな時「ILP」の仕組みがあれば、Suicaから3,000円を銀行に移動したり、クレジットカードから直接現金3,000円を移動したりできるのです。

銀行やクレジットカード、電子マネー、さらには世界各国の銀行やあらゆる仮想通貨などの”お金”の仕組みをリップルネットワークにつなぐことで、簡単に資金の移動を可能にするのが「ILP(インターレジャープロトコル)」なのです。

”お金”に関する仕組みを統一することのできるリップルネットワークは、現在の金融業界の常識をくつがえし、”お金”のあり方を変えようとしているのです。

極端な言い方になりますが、これが実現すれば”銀行は不要”という時代が来てもおかしくありません。

すべての”お金”が繋がっているのですから、わざわざ銀行を通さなくても資金の移動が出来るようになります。

事実、大手のあらゆる銀行は、ITと金融の融合(フィンテックと言います)を時代の流れと認め、さらにリップルネットワークの有用性を認めています。

リップル(Ripple)の仮想通貨のまとめ


インターネットが世界中に浸透し、仮想通貨というものを生み出したブロックチェーンとそれに付随する仕組みによって、世の中の”お金”の仕組みが変わろうとしています。

それと同時に、銀行などの金融機関の在り方もこれまでとは違うものになっていくでしょう。

そのようなインパクトを与えるものの一つが「リップル(Ripple)」なのです。

 

今後も「リップル(Ripple)」「XRP」「ILP」というワードは、仮想通貨の中でも注目すべきものであると言えるのではないでしょうか。